東横線祐天寺駅を降りると、目の前に大きなロータリーがあります。
祐天寺駅前はバリアフリー化されており、税務署の辺りまでの道のりには殆ど段差がありません。
東口ロータリーを過ぎて、みよし通りの近くには「ナイアガラ」というカレー店があります。
ここは、店構えから店内まで全て「鉄道関係」のもので統一されている、大変珍しいお店です。注文すると、その商品が電車に乗せられて運ばれて来るので、近くに行った際は寄ってみてはいかがでしょうか。
祐天寺駅東口前には線路に沿うように広がっている「栄通り」と、その栄通りと交差するように垂直に広がっている「昭和通り」、「みよし通り」という、合計3つの商店街があります。
また、西口には東急ストアーもあり、生活に密着した立地と言えます。
西口を出てすぐのところに「上目黒小学校」、そして東口のみよし通り沿いには「都立目黒高校」、駒沢通り沿いには「祐天寺付属幼稚園」もあり、通学に大変便利な環境となっています。
この辺りには一軒家と低層のマンションが多く建ち、人気の街である事を示しています
。
みよし通りや昭和通りを東へ進んで行くと、すぐに駒沢通りに行き当たるため、車での移動やバス利用でのアクセスも大変便利です。
駒沢通り沿いには浄土宗のお寺、祐天寺があります。これは駅名の由来にもなっているお寺で、1718年に建立されました。
本堂内には、都指定文化財である「木造祐天上人坐像」や、区指定文化財の祐天寺第二世「祐海上人の木造坐像」を初めとする、沢山の文化財が保存されています。
目黒通り南側、品川区がほど近い地域に高級な建物が多く建つ下目黒が広がります。
目黒通り北側には「油面地蔵通り」や「清水商店街」などの商店街が南北に通っており、下町情緒を思わせるお店が沢山あります。
この「油面」地区は、江戸時代中期において、この辺り一帯で菜の花栽培が盛んであり、絞った菜種油は祐天寺の燈明用として納めていました。
この油の奉納の際には絞油業者への「油税」が免除されていたらしく、「油製造により税が免ぜられる村」、すなわち「油免」というのが地名の起こりである、と言われています。
また下目黒4〜6丁目あたりには、かつて「目黒競馬場」がありました。
その名残は、下目黒4丁目の住宅街にある大きなカーブから、下目黒6丁目の文部科学省国立教育政策研究所へと続く真っ直ぐな道に残されています。
その他は、不動小学校近くにある「元目黒競馬場」という表示と、バス停に「元競馬場」という名称が残っているのみとなっています。
この辺りは大使館などの施設が多いからか、大変落ち着いた住宅街となっており、高級な一戸建てやマンションが目立ちます。「グランシャーレ川部」や「ライオンズ下目黒」など、高級な外観を設けた高層のマンションを多く見ることが出来ます。
そのような静かな環境の中に、「東京学園高校」や「第四中学校」。そして「不動小学校」、「不動幼稚園」と教育施設が密集して建っており、また品川区方面へ足を伸ばすと、「林試の森公園」という大きな公園があり、情操教育には優れた環境であると言えます。
下目黒の北側には目黒通りが通っています。
これはJR目黒駅と交差するように通っており、東京都港区から品川区、目黒区から世田谷区へ至る都道です。
この「目黒通り」とは通称で、本来の名称は「東京都道312号白金台町等々力線」となります。
JR目黒駅から目黒通りを西に進むと「権之助坂」という少し急な坂があります。これは江戸時代における中目黒村田道の名主、菅沼権之助が「村人達の利便や交通のために」と、細く急な坂道の横に新しく広い坂を作ったことに始まっています。
この権之助坂近辺には「大鳥前商店街」が広がり、生活に密着したお店や、お洒落な飲食店が多く立ち並びます。また、「日出高校」「日の出女子学園中学校」「下目黒小学校」が目黒川を臨む位置にあり、学校環境も整っています。
目黒1丁目には、朝日目黒マンション(朝日建物の本社が目黒駅近くにあり、朝日建物のマンションが目黒駅周辺には多くあります。朝日目黒西口マンション1号館、2号館等々、管理もしっかりしている印象です)、シャンボール第二目黒(レンガ張りではなく、白地の吹き付けの模様の入ったおしゃれなマンションです)、目黒台マンション、マンション西目黒苑(これも朝日建物のシリーズです)などが、印象的です。
その先、山手通と目黒通りが交差する位置に「大鳥神社」があります。
この大鳥神社の社紋は「鳳凰」なのですが、その由来は大鳥神社に伝わる社伝、「尊の霊(みたま)が当地に白鳥としてあらわれ給い、鳥明神(とりみょうじん)として祀る」という部分から来ているそうです。
そしてこの大鳥神社から西へ向かう部分の目黒通りは、「目黒インテリアストリート」や「目黒家具通り」という別名でも呼ばれています。
これは、全国有数のインテリアのお店が沢山並ぶ街である事から来ています。
その途中、「金比羅坂」にあたる部分の目黒通りには、「寄生虫」を専門に扱っている世界で唯一の博物館、「目黒寄生虫館」があります。この目黒寄生虫館は世界各国に存在する寄生虫を取り扱っており、学術的にも大変興味のある博物館となっています。 ■財団法人 目黒寄生虫館
また、目黒寄生虫館の角を品川方面へ進むと、「目黒不動尊」があります。
正式名称は「泰叡山瀧泉寺」であり、天台宗のお寺ですが、ご本尊の不動明王像の目が黒いため「目黒不動」と呼ばれるようになり、現在に至ります。
この目黒不動尊は五色不動(目黒・目白・目赤・目黄・目青)のひとつに数えられ、江戸時代には江戸城守護・江戸城五方の方難除け、江戸より発する五街道の守護とされていました。また、「目黒」の地名はこの目黒不動に由来する、とする一説もあります。
お洒落なお店や歴史的史跡、博物館に恵まれた近くに「多摩大学目黒中学校」と「多摩大学目黒高校」があります。近くには大学院もあり、学校施設も充実しています。
この地域は、目黒通り沿いに高級かつ高層なマンションが多く建ち、目黒通りから離れて行くほど高級な一戸建てが多くなる、といった構図になっています。